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第3講:教室を開くことへの不安を払拭しよう

第1,2講で、教室を開くメリットをお伝えしてきました。

しかし、ここまで話を聞いて、

「教室を開くなんて自分には無理」

そう感じている方も多いのではないでしょうか。

その気持ち、とてもよくわかります。

新しいことに挑戦するとき、不安になるのは誰にでもあることで、むしろ、その感覚を持つことは自然であり、慎重に物事を考えようとしている証拠とも言えます。

でも大丈夫。

不安に感じている一つひとつの理由を解消していけば、道を開くことはできます。

あなたの「無理」という気持ちは、ただの思い込みかもしれません

それでは、よくある不安について具体的に見ていきましょう。

目次

不安その①:「自分のレベルでは人に教えられない」

多くの方が、自分を過小評価してしまう傾向があります。

「自分はまだ知識も経験も足りない」

「人に教えるなんておこがましい」

と感じてしまうことは珍しくありません。

ですが、あなたは今の知識を様々な手段で学び、それを学んでいない人よりも格段にスキルを身につけています。

あなたが自分の力を信じられないのは、これまでの学びや経験を振り返る機会が少なかったからかもしれません。

ここで大切なのは、教室を始めるにあたり「すべてを完璧に知っている必要はない」ということです。

教室を開く際、すべての質問に答えられる完璧な先生である必要はありません。

むしろ、「一緒に学んでいこう」という姿勢の方が、生徒さんにとって親しみやすく感じられることも多いのです。

教室を開くにあたり、完璧主義は必要ない

不安その②:「人前に立つのは無理」

人前に立つという行為は、多くの人にとって大きなハードルです。

「緊張して声が出なくなったらどうしよう」

「何を話せばいいかわからない」

など、想像するだけで足がすくむ思いになるかもしれませんね。

でも、最初から大勢の前で話す必要はありません

まずはマンツーマンから始めてみるのも良い方法です。

1対1であれば、生徒さんと自分のペースでゆっくり進めることができますよね。

また、人数が少ないからこそ深くコミュニケーションが取れ、信頼関係を築きやすいというメリットもあります。

慣れてきたら少しずつ規模を広げていけば良いので、最初は小さく始めていきましょう。

不安その③:「生徒さんが集まらないかも」

「せっかく教室を開いても、誰も来てくれなかったらどうしよう」と感じるのは当然のことです。

ですが、この不安も過度に心配する必要はありません。

なぜなら、どんな分野でも「教えてほしい」と思う人は必ず存在するからです。

  • 編み物などの手芸
  • 料理教室
  • ヨガやストレッチなど健康法
  • 音楽
  • 英会話など勉強系

このような教室は、近所にあればぜひ行きたいと考えている人が多いのが現状です。

よって、あなたの教室にもきっと興味を持つ人が現れるでしょう。

さらに、インターネットが普及した現代では、個人での集客が非常に簡単になっています。

SNSやブログ、動画配信などを活用すれば、低コストで効果的に自分の教室を広めることが可能です。

これを活用しない手はありませんよね。

一歩踏み出す勇気を

以上、3つの不安を確認してきました。

これらの不安は、誰もが感じるものです。

ですが、不安があるためにせっかくの機会を逃すのはとてももったいないこと。

また、これは自分だけではなく、習いたいと思っている人の機会を損失させていることにもなるのです。

大切なのは、完璧を目指すのではなく、小さくてもいいから一歩を踏み出すこと

最初の一歩を踏み出せば、次の一歩が必ず見えてきます。

教室を開くことは、あなたの知識や経験を活かし、他の人と分かち合う素晴らしいチャンスです。

どうか「無理」と決めつけず、自分の可能性を信じてください。

あなたの教室が、多くの人にとって新しい気づきや喜びを与える場になることを、心から願っています。

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